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FIV(猫エイズ)にかかった猫の飼い主必見!ペット保険の選び方と治療費

FIV(猫エイズ)にかかった猫の飼い主必見!ペット保険の選び方と治療費 ペット保険
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※ペットの健康状態や気になることがある場合、すぐにかかりつけの動物病院を受診し獣医師に相談してください。


愛する猫がFIV(猫エイズ)と診断されたとき、の治療費用やペット保険の適用について、考える人は多くいると思います。

今回は、猫エイズに関するペット保険の選び方や治療費について詳しく解説していきます。

猫エイズ(FIV)とは?その理解を深めよう

猫エイズ(FIV)とは?その理解を深めよう

猫エイズ(FIV:Feline Immunodeficiency Virus)は、猫特有のウイルス性疾患で、主に免疫システムに影響を与えます。

このウイルスは、感染した猫の唾液や血液を通じて広がるため、主に喧嘩や噛みつきなどの行動を通じて感染することが多いです。

FIVに感染した場合、猫の免疫力が低下してさまざまな二次感染症にかかりやすく、治療は対処療法になります。

ここでは、猫エイズの主な治療法と治療費について紹介します。

猫エイズの治療費はどのくらいかかるのか?

猫エイズにかかる治療費は、症状や治療方法によって異なります。

一般的には、以下のような費用(治療については1回の処方料金)が発生することが多いです。

初診料1,000~3,000円前後
猫エイズの検査
(FIV抗体検査)
5,000~10,000円前後
主な治療方法インター
フェロン注射
2,000〜5,000円前後
ステロイド治療1,500〜4,000円前後
抗ウイルス治療数千円〜数万円前後
※薬剤によって費用が異なる
口内炎治療、
輸液、
免疫力サポート
薬など
数千円~10,000円以上

ほかにも、進行や病状に合わせて定期的な健康診断が必要です。

FIVに感染した猫の治療には大きな費用がかかる可能性があり、ペット保険の加入しておくことで飼い主の金銭的な負担を減らすことにつながります。

筆者
筆者

治療やケアのためのサプリメントや療法食は保険の対象外の場合が多いため、実際にはもっと多くの費用が必要になります。

ふわもふ
ふわもふ

経済的な負担を少しでも軽減できるので、早めのペット保険への加入がおすすめです。

猫エイズに対応するペット保険はあるのか?

ペット保険には、さまざまなプランがありますが、猫エイズ(FIV)に対応した保険を探すことが大切です。

以下のポイントを参考に、保険会社を比較検討してみましょう。

猫エイズでも加入できる可能性のある保険会社の3社

基本的に猫エイズキャリアが加入できる保険はとても少なく、加入できても条件がつきます。

ここでは、“持病・病歴による加入不可の条件”が比較的少ないペット保険会社を紹介します。

各保険会社のプランによって、FIVにかかる治療費用がどの程度補償されるのかは異なるので、契約前に詳細を確認しましょう。

会社名商品名保険料※1歳
(月払い)
補償割合通院支払限度
(1日)
新規加入
可能年齢
免責
アニコム損保ロゴ

アニコム損保

どうぶつ健保ふぁみりぃ
50%:2,380円~
70%:3,170円~
50%・70%14,000円7歳11ヶ月なし

どうぶつ健保しにあ
50%:1,010円~
70%:1,390円~
50%・70%8歳以上
ペット&ファミリー損保 ロゴ

ペット&
ファミリー
少額短期
保険

げんき
ナンバーわん
スリム
50%:1,310円~
70%:1,450円~
50%・70% 無制限7歳11ヶ月5,000円/日
アイペット損保 ロゴ

アイペット損保

うちの子
50%:2,400円~
70%:2,990円~
50%・70%12,000円12歳11ヶ月なし

うちの子
ライト
830円~90%手術のみ
【アイコンの意味】
◎:理想的な内容、おすすめ
〇:標準レベル、または良い内容
△:有効な内容だが猫によってはNGの可能性
×:不使用、または気になる内容
?:公式サイトに明確な記載がなく詳細不明

アニコム損保|条件付きで加入できる可能性もある

アニコム損保
画像元:アニコム損保公式サイト
商品名どうぶつ健保ふぁみりぃどうぶつ健保しにあ
新規加入可能年齢7歳11ヶ月まで8歳以上
更新可能年齢上限なし上限なし
保険料
(1歳)
※『ふぁみりぃ』は
1歳ミックス猫
『しにあ』は8歳を参照
月払い50%:2,380円
70%:3,170円
50%:1,010円
70%:1,390円
年払い50%:25,970円
70%:34,590円
50%:11,020円
70%:15,190円
補償の割合50%・70%50%・70%
窓口清算あり
通院
(1日)
日額限度14,000円なし
年間限度日数20日
入院
(1日)
日額限度14,000円14,000円
年間限度日数20日20日
手術
(1回)
補償限度140,000円140,000円
年間限度回数2回2回
待機期間(目安)ケガが待機期間なし
病気は30日
免責なし

※データ参照元:アニコム損保公式サイト

アニコム損保はペット保険業界での認知度が高く、多くの飼い主に選ばれています。

しかし、FIV(猫エイズ)を持つ猫の場合、加入には一定の条件があるとされています。

例えば、FIVがすでに発症しておらず、健康状態が安定している場合なら加入できる可能性があります。

病歴や健康診断の結果が重視されるため、詳細な条件を保険会社に直接確認することが重要です。

また、補償対象に関しても注意が必要です。FIVに関連する治療費が補償外となるケースもあるため、契約内容をしっかりと読み込んで疑問が残らないようにしましょう。

アニコム損保は透明性が高いことで知られていますが、公式サイトやサポート窓口で最新情報を得ることをおすすめします。

もふとら
もふとら

アニコム損保は持病持ちの猫でも加入できる可能性が高く、疾患やケガへのカバーが手厚い保険です。その反面、1回の治療費や年間の保険の使用回数に限度があるので、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。

ペット&ファミリー少額短期保険|加入不可の条件にFIVの記載なし

ペット&ファミリー損保
画像元:ペット&ファミリー損保公式サイト
商品名げんきナンバーわんスリム
新規加入可能年齢7歳11ヶ月
更新可能年齢上限なし
保険
(1歳)
月払い50%:1,310円
70% :1,450円
年払い50%:13,180円
70%:14,850円
補償の割合50%・70%
窓口清算なし
通院
(1日)
日額限度無制限
※年間最大補償額の範囲
年間限度日数
入院
(1日)
日額限度無制限
※年間最大補償額の範囲
年間限度日数
手術
(1回)
補償限度無制限
※年間最大補償額の範囲
年間限度回数
待機期間(目安)ケガが待機期間なし
病気は30日
免責5,000円
継続の場合3,000円と5,000円で選べる
8歳以上は10,000円も選べる

※データ参照元:ペット&ファミリー少額短期保険

ペット&ファミリー少額短期保険は、リーズナブルな保険料と幅広い補償範囲が魅力です。

同社の加入条件には特定の病気が除外対象として明記されていますが、2024年11月の時点でFIVに関する記載は見当たらず、FIVを持つ猫であっても、加入ができる可能性があります。

ただし、FIVが発症している場合や重度の症状が見られる場合は、審査に通らないかもしれません。

保険加入時には健康状態を確認するための書類提出が求められる場合が多いため、健康診断の結果を事前に用意しておくとスムーズです。

ふわもふ
ふわもふ

通院や入院などが無制限なのはとても魅力的です。ただ、免責があるので納得がいくように相談窓口でしっかり内容を確認しておきましょう。

アイペット損保|ケースバイケースで加入の可否が判断される

アイペット損保
画像元:アイペット損保公式サイト
商品名うちの子うちの子ライト
新規加入可能年齢12歳11ヶ月まで
更新可能年齢上限なし上限なし
保険料
(1歳)
※混血猫の場合
月払い50%:2,400円
70%:2,990円
830円
年払い50%:27,930円
70%:34,840円
9,660円
補償の割合50%・70%90%
窓口清算あり
通院
(1日)
日額限度12,000円なし
年間限度日数22日
入院
(1日)
日額限度50%:12,000円
70%:30,000円
なし
※手術に伴う連続した入院は対象
年間限度日数22日
手術
(1回)
補償限度50%:100,000円
70%:150,000円
500,000円
※最低支払額が30,000円に
達しない場合は対象外
年間限度回数2回2回
待機期間(目安)ケガが待機期間なし
病気は20日
20日
免責なし

※データ参照元:アイペット損保公式サイト

アイペット損保は、充実した補償内容と柔軟な対応で評価されています。

FIVを持つ猫の場合、加入の可否は個別に審査されることが一般的です。特に、発症状況やその他の健康状態が重要な判断基準となります。

審査の結果次第では、補償対象に一部制限が加えられる可能性もあります。

例えば、FIV関連の治療費が補償外になることも考えられるため、事前に詳細な契約内容を確認することが必要です。

また、アイペット損保ではオンラインで簡単に見積もりができるほか、問い合わせ窓口も充実しており、疑問点を解消しやすい点が特徴です。

筆者
筆者

アイペットは猫エイズキャリアの加入はむつかしい可能性がありますが、個々の健康状態によるようなので、公式サイトの窓口で相談してみるのをおすすめします。

猫エイズキャリアでも加入可能な保険は?

FIVに感染している猫でも加入できるペット保険は存在しますが、注意が必要です。

保険によっては、FIVにかかる治療費が補償されない場合や、保険料が高額になることがあります。

具体的には以下の点を考慮して選びましょう。

加入できる保険を選ぶポイント

猫エイズ(FIV)は、猫に特有のウイルス感染症であり、飼い主にとっては愛猫の健康を守るために適切な対策が必要です。

特に、FIVにかかった猫に対しては、通常のペット保険ではカバーされない場合が多く、保険選びは慎重に行う必要があります。

1. 保険の適用範囲を確認する

猫エイズ(FIV)にかかった猫でも加入できる保険を選ぶ際には、まずその保険がFIVを含む病気に対して適用されるかどうかを確認しましょう。

多くの保険会社は、既往症がある場合、特にFIVのようなウイルス感染症に対しては保険の適用外とする場合があります。

保険の約款をよく読み、FIVに関連する治療がカバーされるかどうかを確認することが重要です。

2. 病気の治療費を考慮する

FIVにかかった猫は、免疫力が低下してほかの病気にかかりやすくなります。

そのため、猫エイズ自体の治療費だけでなく、合併症やそのほかの病気にかかる治療費も考慮する必要があります。

保険に加入する際は、治療費が高額になる可能性があることを踏まえて、保険金額や自己負担額を比較検討しましょう。

3. 保険料と保障内容のバランスを考える

保険料が安いからといって、保障内容が不十分な場合もあります。

一方で、保障内容が充実している保険は、保険料が高額になることが多いです。

自分の猫の健康状態や生活スタイルに合った保険を選ぶためには、保険料と保障内容のバランスをしっかりと考えることが大切です。

4. ほかの飼い主の口コミを参考にする

実際にFIVにかかった猫を飼っているほかの飼い主の体験談や口コミを参考にするのも良いでしょう。

保険の選び方や実際の請求手続き、対応の良さなど、ほかの飼い主の意見を聞くことで、より具体的なイメージを持つことが可能です。

また、SNSやフォーラムなどで情報を集めましょう。

5. 専門家の意見を聞く

ペット保険は、専門的な知識が必要な複雑な商品です。

そのため、獣医師やペット保険の専門家、ペット保険の扱いがあるファイナンシャルプランナーに相談することも有効です。

獣医師は、FIVにかかった猫の健康状態や治療内容に詳しいため、どの保険が適しているかアドバイスをしてくれ人が多くいます。

ぜひ参考のためにも相談してみましょう。

ふわもふ
ふわもふ

愛猫にとって最適なペット保険を選ぶことで、もしもの時に備えることができます。FIVにかかった猫と飼い主の負担を軽くするためにも、しっかりと情報を集めましょう。

【まとめ】適切な保険選びでFIVの治療費の負担を軽くしよう!

猫がFIVと診断された場合、治療費やペット保険の選び方が重要です。

FIVに対応した保険会社を見つけることで、費用の負担を軽くなり治療の選択肢の幅も広がります。

猫エイズの治療は費用がかさむことが多いため、目に見える症状が出る前の早い段階でのペット保険に加入しておくのがおすすめです。

 

ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」


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※ペットの健康状態や気になることがある場合、すぐにかかりつけの動物病院を受診し獣医師に相談してください。

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